難聴・補聴器の用語集
【スマートインプラント人工内耳】
スマートインプラント人工内耳とは、体内に埋め込むインプラント本体のファームウェアを更新できるよう設計された次世代の人工内耳です。従来の人工内耳では、手術で埋め込んだインプラント本体の機能は基本的に固定され、主に体外装置であるサウンドプロセッサを交換・更新することで新しい機能に対応していました。
スマートインプラント人工内耳では、インプラント本体にファームウェアと内部メモリを搭載し、将来登場する新しい機能や技術にソフトウェア更新で対応できるよう設計されています。これにより、サウンドプロセッサだけでなく、体内のインプラントも含めたシステム全体の機能拡張が期待できます。
日本では、コクレア社の「Nucleus® Nexa™(ニュークレアス ネクサ)システム」がスマートインプラント人工内耳システムとして提供されています。人工内耳は、補聴器による十分な効果が得られない高度から重度の感音難聴などに対して、聴神経を電気的に刺激して音の情報を伝える医療機器です。適応については聴力や補聴器装用時の聞き取りなどを総合的に評価し、専門医療機関で判断されます。
