舞台の隅でじっと…せず、飛び回る手話通訳士 誰もが楽しめる芝居へ

舞台の隅でじっと…せず、飛び回る手話通訳士 誰もが楽しめる芝居へ

中山由美2024年7月17日 10時00分


【動画】バリアフリー演劇「ヘレン・ケラー」で“舞台手話役者”が活躍=中山由美撮影

 障害がある人もない人も一緒に楽しめる「バリアフリー演劇」で、ひときわ異彩を放つ手話通訳士がいる。隅にたたずむ黒衣ではなく、役者と舞台を動き回り、時には芝居に入り込む「舞台手話役者」として、見る人の没入感を高めている。

 「東京演劇集団風」(東京都中野区)の代表作の一つ、「ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち」。手話通訳士の小島祐美さんは、じっとしていない。サリバン先生の隣で、表情豊かにせりふを伝えたかと思えば、顔を向き合わせて役者さながらにからむ場面も。舞台を動き回る。

 「だんだん進化して、今のかたちになったんです」と小島さんは振り返る。


リンク先は朝日新聞DIGITALというサイトの記事になります。
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