3月12日 18時13分
視覚や聴覚に障害がある学生が通う国内唯一の国立大学、筑波技術大学の学生たちが東海大学の学生とスポーツなどを通じて交流しました。
この交流は筑波技術大学が東海大学と10年以上前から毎年、開催していて、12日はあわせて45人の学生が参加しました。
はじめに設けられた懇談の場では筑波技術大学の学生が「デフスポーツ」は水泳や陸上競技があることや試合の開始や中断は光などを使うこと、それに、ことし11月には聴覚障害者のスポーツの国際大会「デフリンピック」が日本で初めて東京で開かれることを紹介しました。
そして、双方の学生がスポーツの競技名を手話で表現するなどしていました。
このあと、体育館で「チュックボール」というスポーツに挑戦しました。
ハンドボールほどの大きさの球と1メートル四方のゴールを使い、パスは3回まで、シュートなどを妨害しないといったルールを共有したあと、双方の学生が混合したチームで、時折、手話を交えるなどコミュニケーションをとりながら臨んでいました。
東海大学の3年生の女子学生は「自分なりに工夫してコミュニケーションをとることができました」と話していました。
筑波技術大学の3年生の男子学生は「楽しかったですし、親切に接してもらえてうれしかったです。また、こうした機会があればいいと思いました」と話していました。
リンク先はNHKというサイトの記事になります。

