~障がいのあるDJの声をもとに、より使いやすい環境づくりへ~
AlphaTheta株式会社
2026年9月8日 11時00分
AlphaTheta株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:片岡芳徳、以下、当社)は、2026年7月22日と29日に英国のバーミンガム大学と進めるDJ機器や楽曲管理アプリケーションのアクセシビリティに関する共同研究の一環として、障がいのあるDJ経験者を対象としたワークショップを同大学の敷地内で実施しました。

■実施背景
当社は「One Through Music ― 音楽で人をつなぐ」をミッションに掲げ、DJ機器や楽曲管理アプリケーションなどの製品・サービスを通じて、音楽を楽しむ人や表現する人の活動を支えてきました。また、サステナビリティに関する取り組みにおいても、「多様な人に音楽を楽しんでもらえる機会」の創出をテーマの一つに掲げています。
こうした考えのもと、当社は2026年6月より、音楽心理学や音楽認知、ダンスミュージック文化などの分野に知見を持つバーミンガム大学および音楽・障がい・テクノロジーの分野で活動する英国の慈善団体Drake Musicと、DJ機器や楽曲管理アプリケーションのアクセシビリティ向上に関する共同研究を進めています。
本研究では、障がいのあるDJ経験者の実際の使用体験やニーズを把握し、DJ機器や楽曲管理アプリケーションのアクセシビリティ向上に向けた検討を進めています。今回のワークショップは、当事者の声を研究に取り入れるための取り組みの一つとして実施しました。
関連ページ:AlphaTheta、英バーミンガム大学とDJ機器のアクセシビリティ向上に関する共同研究を開始
■ワークショップ概要
日時 :2026年7月22日(水)、29日(水)
場所 :英国、バーミンガム大学敷地内
参加者 :障がいのあるDJ経験者 合計11名
研究実施 :AlphaTheta株式会社、バーミンガム大学
協力 :Drake Music
■当日の様子
本ワークショップでは、参加者が普段のDJ活動で使用している機器や楽曲管理アプリケーション「rekordbox™」の操作方法を実演し、DJ演奏時に感じている課題や、日頃行っている工夫などを共有しました。また、DJをより快適に楽しめるようにするために、DJ機器や楽曲管理アプリケーションにおけるカラーコーディングの改善案や、視覚・聴覚情報を触覚で補完して操作を支援するハプティクス(触覚技術)をテーマに議論を実施。参加者、研究者、当社社員がそれぞれの視点から意見を交わし、今後のDJ体験におけるアクセシビリティ向上の可能性について考察を深めました。
ワークショップ終了後に、参加者らへ感想を尋ねたところ、多くの参加者から、英国各地の障がいのあるDJたちと交流し、それぞれ異なる経験や視点を共有できたことを評価する声が寄せられました。また、自身の意見が今後の製品やサービスの改善につながることへの期待も聞かれました。
「みんながそれぞれ違った形で音を感じていること、そしてそれがDJのやり方にどう影響しているのかを知ることができて、本当に興味深かったです。」
「今日のワークショップで出した意見が、将来のAlphaTheta製品に反映され、DJの活動を少しでもしやすくすることにつながるなら、本当にうれしいです。」
「ほかの障がいのあるDJたちと一緒に過ごせたことが本当に素晴らしかったです。私の障がいは外見からは分かりにくいので、自分がここにいていいのだろうかと不安もありました。でも実際にはそんなことはなく、まさに障がいの社会モデルが実践されている場だと感じました。」
「バーミンガム大学、Drake Music、そしてAlphaThetaが一堂に会していることは素晴らしいと思います。企業が率直な意見や改善のためのフィードバックに耳を傾ける姿勢を示すことは、そう多くありません。本当に素晴らしい取り組みでした。」
記事のポイント!
ろう者・難聴者をはじめ、さまざまな障がいのあるDJ経験者が、実際の操作で感じる課題や工夫を共有しました。カラーコーディングの改善や、視覚・聴覚情報を触覚で補うハプティクスなど、当事者の声を生かして誰もがDJを楽しみやすい環境を探る取り組みが注目されます。
関連ページ
聞こえが気になる方は、以下のページも参考にしてください。
今の聞こえの状態を簡単に確認したい方へ
▶ 聞こえづらいと感じたときのセルフチェック
難聴の原因や種類を整理したい方へ
▶ 難聴とは?(原因・症状・種類)
まず何をすればよいか知りたい方へ
▶ 聞こえづらいと感じたときの対処法
補聴器の基本を知りたい方へ
▶ 補聴器の種類と選び方
気になる症状がある場合は
聞こえに不安がある場合は、早めに耳鼻咽喉科への相談をおすすめします。
