人工内耳手術を受けた聴覚神経障害児の騒音下での発話能力

人工内耳手術を受けた聴覚神経障害児の騒音下での発話能力

研究 | オープンアクセス | 公開日:2025年5月13日
マソウメ・サエディソロシュ・ガセミモハマド・アジャルーヤンアリ・バゲリハグアボルファズル・タヘリ&マディエ・ハサナリファード 
エジプト耳鼻咽喉科学ジャーナル 音量 41 , 論文番号:  82 ( 2025 ) 

抄録

背景
人工内耳移植後の聴覚神経障害のある小児の言語能力を評価することは、この治療法がこれらの小児に適切かどうかを特定するのに役立ちます。

方法
この比較研究では、人工内耳を装着した聴覚神経障害児16名を検査し、対照群として35名と比較しました。研究対象群において、音声検査(音声明瞭度評価、聴覚知覚カテゴリー尺度)、および雑音下音声検査(雑音下子音母音検査、雑音下単語検査、雑音下音声検査)の結果を測定し、比較しました。

結果
これらの言語検査の結果は両群で同じでした(P  < 0.05)。しかし、聴覚知覚尺度検査の得点は両群で異なりました(P  = 0.029)。

結論
したがって、人工内耳を装着した神経障害のある小児の騒音下での発話能力は、神経障害のない小児と同程度です。したがって、聴覚神経障害のある小児においても、人工内耳療法を用いることで良好な結果が得られると考えられます。

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リンク先はSpringerOpenというサイトの記事になります。(原文:英語)


 

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