老化と認知症
相手の名前や物の名前が出てこないなど記憶に関する現象には、「度忘れ」や「老化による物忘れ」などさまざまな原因がありますが、なかには認知症による「病的な物忘れ」も考えられます。
初めのうちは、「老化による物忘れ」と「認知症による物忘れ」との区別がつきにくいですが、次第にはっきりしてきます。
「老化による物忘れ」は、訓練により予防することができます。
「認知症による物忘れ」の可能性がある場合は、専門家による診断をお勧めします。
認知症の診断は、「神経内科」「神経科」「精神科」「心療内科」「脳神経外科」などの医療機関や「もの忘れ外来」「認知症外来」など専門外来のある医療機関で可能です。
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(厚生労働省 全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議資料 平成25年3月より)