23日からマレーシアで開催されているデフサッカーの世界選手権で、日本は初戦を8対0で勝利しました。
デフサッカーとは聴覚に障害のある選手11人で行うサッカーのことで、競技場で補聴器などを外すことが義務づけられている以外は、基本的に健常者のサッカーと同じルールで行われます。
23日からマレーシア・クアラルンプールでは「ろう者サッカー世界選手権大会」が開催されていて、男子日本代表の初戦の相手は、カメルーン。
日本代表は林滉大選手と吉野勇樹選手が、それぞれ2得点を決めるなど、8対0で初戦を突破しました。
植松隼人監督は「とても重要な初戦、勝利を飾ることができました。早い時間帯から得点を重ねることができ、デフジャパンらしい戦い方ができたのは、選手たちによるチームワークの良さが出たように思っています」と話しています。
この大会から、デフサッカーもサッカー日本代表と同じユニホームとなっています。
また、新型コロナの影響で長い間、国際試合への出場ができなかったため、吉野選手は「待ちに待った国際大会、ようやく5年間の代表合宿や日々のトレーニングでの成果を出す時が来ました」と喜びを語りました。
デフサッカー男子日本代表の次の対戦相手はイランで、日本時間25日午後5時半にキックオフです。
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