06月26日 12時18分
ことし初めて日本で行われる聴覚障害者の国際スポーツ大会、デフリンピックへの出場が内定している高鍋町出身の堀口昂誉選手が延岡市の特別支援学校で講演し、子どもたちと交流しました。
この講演会は、堀口選手がデフリンピックのPRのため県内各地を回る中で、25日、行われました。
延岡市の延岡しろやま支援学校を訪れた堀口選手は、同じ聴覚障害などがある生徒たちを前に講演しました。
この中で、自分が専門とする陸上10種競技について、投げる砲丸の重さがおよそ7キロあることや、最後の種目の400メートル走がとてもハードであることを紹介しました。
堀口さんは講演のあと、お礼として応援メッセージの色紙を生徒からもらって笑顔を見せたり、生徒に頼まれて鍛え上げた腕の筋肉を披露したりしていました。
堀口選手の出場が内定しているデフリンピックはことし11月に開幕し、国内19の会場で行われます。
陸上部の男子生徒は「体が大きく、力も強そうでオーラがあった。講演を聞いて、僕も頑張ろうと思った」と話していました。
堀口選手は「生徒たちには自分の好きなことを大事にして人とつながり、世界観を広げてほしい。卒業後、耳が聞こえないことで壁にぶつかることもあると思うが、頑張ってほしい」と話していました。
リンク先はNHKというサイトの記事になります。