2025年7月2日(水) 17:30
岡山
加齢に伴う難聴の早期の発見やケアに向け、岡山市は産官学が連携して取り組む協定を締結しました。
協定は岡山市と岡山大学、補聴器の製造・販売を行う神奈川県のデマント・ジャパンの3者が結びました。岡山市が開く介護予防教室などで、デマント・ジャパンが所有する聴覚検診車を活用して検査をし、岡山大学と連携しながらデータの分析などを行うということです。
市は、難聴を早期に発見して対応することで、老化の予防や社会参加の促進を図りたい考えで、昨年からは中等度の難聴と診断された人を対象に、補聴器の購入費用を補助するなどの取り組みも行っています。
(デマント・ジャパン 齋藤徹社長)
「まず難聴ということに気づいていただくという機会をできるだけ提供する。そのあとしっかり病院に行かれて、適正な補聴器販売店で補聴器を装備していただく」
(大森雅夫岡山市長)
「市民の生活の質を高めるためにこの協定があるといっても過言ではないと思います」
岡山市は今後も3者で協議をしながら事業の拡大を目指していきたいということです。
リンク先はRSK山陰放送というサイトの記事になります。