[ 2025年6月9日 19:43 ]

出席した忍足亜希子(撮影・小渕 日向子)
Photo By スポニチ
女優の忍足亜希子(54)が9日に都内で行われた「第34回日本映画批評家大賞授賞式典」に出席。「助演女優賞」を受賞し、手話で喜びをあらわした。
同賞は映画批評家で構成された選考員の独自の視点によって厳密に選定された、「映画人が映画人に贈る賞」。
吉沢亮主演の映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」で、聴覚障害者である両親に対して複雑な思いを抱く青年・五十嵐大の母を演じた。実生活でも、ろう者として暮らす忍足。リアルな演技が高く評価された。
真っ青なドレス姿で登場し、トロフィーを笑顔で受け取った。「聞こえる息子、そして聞こえない母、この親子関係、息子を思う愛、そして共に成長していくという物語でした。今回、助演女優賞を受賞いたしまして、本当に光栄です。とても嬉しく思います。本当に今ドキドキしていて、感無量です」と手話で喜びを伝えた。
聴者である息子を演じた主演・吉沢亮とは撮影の2カ月前から手話でやりとり。吉沢の手話を「本当に素晴らしい」と絶賛し、「2カ月という短期間でここまで手話を身につけられたのは本当に素晴らしいなと思いました。今でも鳥肌が立ってます」と褒め言葉を続けた。
「監督や主演の吉沢亮さんと共に丁寧にこの映画を最後まで作り上げてきました。本当に私にとってもいい経験となりました。映画に携わっていただいたスタッフの皆様、関係者の皆様、本当にこの場をお借りして御礼を申し上げます。ありがとうございます」と感謝。また、明日10日は55歳の誕生日。司会の奥浜レイラから手話で「誕生日おめでとうございます」と祝福を受けると「ありがたいことが重なりました。誕生日の前日ということで、この素晴らしい場所で受賞できて本当に最高の思い出になりました」と感慨深い表情を浮かべた。
今年2月に発表された「キネマ旬報ベスト・テン」でも同作で助演女優賞を受賞。ろう者俳優の受賞は98回の歴史上初めてだった。これで“2冠”となった。
リンク先はスポニチアネックスというサイトの記事になります。