福島 NEWS WEB
09月03日 16時04分
郡山市議会は聴覚に障害がある人にも議会の内容をリアルタイムに伝えようと、3日、開会した9月定例会から議会のインターネット中継で手話通訳を導入しました。
郡山市議会のインターネット中継での手話通訳は、3日、開会した9月の定例会から導入され、市議会の公式のYouTubeチャンネルで見ることができます。
手話通訳のついた配信は、基本的に一般質問と代表質問の際に行われますが、3日は試験的に開会日の審議が通訳されました。
議場の一角には配信のためのスペースが設けられ、手話通訳者が椎根市長の補正予算案などの説明をカメラの前で通訳し、リアルタイムで配信されていました。
傍聴席に用意されたモニターには配信された映像が映し出されていて、訪れた人たちが熱心に見ていました。
郡山市議会事務局によりますと、議会中継での手話通訳の映像の配信は、県議会では行われていますが、県内の市町村議会では初めてだということです。
傍聴に訪れた聴覚に障害がある30代の女性は「とても分かりやすく、また議会を見てみたいと思いました」と話していました。
また、70代の男性は「市民のひとりとして目で見て情報を得られることをうれしく思います」と話していました。
リンク先はNHKというサイトの記事になります。