08月31日 16時38分
この秋、滋賀県で全国障害者スポーツ大会が開催されるのを前に、31日、大津市でトークイベントが開かれ、北京オリンピック・陸上男子の銀メダリスト、朝原宣治さんが障害者スポーツの魅力などについて語りました。
このイベントは、ことし10月、滋賀県で全国障害者スポーツ大会が開催されるのを前に機運を高めようと、障害者スポーツの普及を行う団体などが企画したもので、会場となった県庁の危機管理センターにはおよそ200人が集まりました。
北京オリンピック・陸上男子の銀メダリストで、ことし11月に開かれる聴覚障害者の国際スポーツ大会、東京デフリンピックの応援アンバサダーを務める朝原宣治さんが登壇し、障害者スポーツの魅力などについて語りました。
この中で、朝原さんは「オリンピアンとパラリンピアンが一緒にイベントなど何かするというのは実は最近のことだ。自分も現役を引退してから一緒にイベントをやり始めたことで接点が増え、壁がなくなった」と述べました。
また、障害者スポーツの印象については「ブラインドサッカーの選手がすごいスピードでドリブルするのを見て私たちにはない能力を持っていると思った」と語りました。
そのうえで、「自分の限界を突破するとか、研ぎ澄ませて集中して競技をするところは同じアスリートとして共通していると思う」と話していました。
参加した大津市の70代の男性は「障害者スポーツへの理解が深まったし、観戦もしたいと思いました。ゴールボールなどに非常に興味を持ちました」と話していました。
リンク先はNHKというサイトの記事になります。