韓国発ホラー映画『層間騒音』より予告編とポスタービジュアルが解禁された。

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日常生活で聞こえる何気ない生活音が、得体のしれない恐怖として描かれる本作は、口コミで爆発的な人気を博し、3週連続で韓国映画の第1位を獲得した話題作。タイトルの「層間騒音」とは、集合住宅で上下階から聞こえてくる生活音(足音、話し声、ドアの開閉音、家電製品の音など)を指す韓国の言葉。
この度解禁された予告編では、舞台となる団地の玄関ドアにフォーカスが向けられ、びっしりと殴り書きされた“静かにしてください”という、段ボールが映し出される。そして、受話器を取った団地住民のジュヒが、この世のものとは思えない“怖音(ふおん)”を聴いてしまった影響で、彼女の叫び声が団地に轟く…。

映像が一転して、聴覚障がいを持つ主人公のソ・ジュヨンが登場。ジュヨンは、失踪した妹のジュヒが住んでいた部屋を訪れて、行方不明となった元凶を探っていると、床一面に黒く変色した箇所を見つけてしまう。
さらには、住民がいないはずの上階部屋から、物音と足音が聞こえてきたり、窓から黒い人影が出現したり、包丁でドアをノックしてくる隣人男性が登場するなど、次々と怪奇現象が湧き上がってくる。

一体全体どうなっているのか、理解不能な状況に直面したジュヨンの前には、謎の少年が。ジュヨンの補聴器を引き剥がした少年は、手話で「これ以上聞くと、死ぬよ」と忠告。
その後も、手で触れていないスマホの画面に、“ヒヒヒ”という謎の文字が表示されたり、赤い血に染まった人の足元、テレビに映る出演者が歪みながら笑うといった、気味の悪いシーンの数々が、サブリミナル的に切り取られていく。
予告編ラストには、「この音、聞こえてますか?」という問いかけと共に、得体の知れないモスキート音が聞こえてくるという不穏な仕上がりとなっている(注:モスキート音は、長時間聞くと不快感を覚える可能性があります。極僅かな尺ではありますが、苦手な方は音にご注意下さい)。

併せて到着したポスタービジュアルでは、団地の階層を連想させる1枚に。上段には、怪奇現象を目の当たりにしてしまい、手で口元を押さえている主人公のソ・ジュヨンを全面に写す。
2段目には、失踪した妹のジュヒと思わしき女性が暗闇の部屋の中で、椅子の上に立ち窓の方角を見つめるという、薄気味悪いシーンを捉えている。3段目では、謎の男がドア外に怪しげに立ち尽くした、静かなインパクトを残すシーンが配置された。4段目には、恐怖の舞台となる団地カットを採用して、“呪われた団地”という事実を突きつける。
なお、よく目を通すと、人ではない“何か”が4つ見えるという、面白い仕掛けも施されているようだ。
『層間騒音』は10月10日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。
『層間騒音』作品情報 | cinemacafe.net

層間騒音のあらすじ、監督(キム・スジン)、俳優(イ・ソンビン,キム・ミンソク,ハン・スア,リュ・ギョンス,チョン・イクリョン)、場面写真など。10月10日、全国公開。
https://www.cinemacafe.net/movies/36342/
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