
城西警察署は多くの警察を動員し、子供が通る可能性のある経路に沿って捜索を展開しました。またネット上のプラットフォーム「警察・住民ディスカッショングループ」で遺失物の公告を発表し、より多くの人々の関心を引き付けるよう努めました。そうした取り組みにより、短期間で人工内耳の捜索のニュースは町全体に広がり、多くの市民の参加を引き付けました。
翌日、みんなの力が功を奏し、ある熱心な市民が、見つけた人工内耳の体外装置を周ちゃんが通う幼稚園に届けました。周ちゃんは聴力を取り戻すことができ、再び耳が聞こえるようになりました。
人工内耳は電子装置で、手術によって内耳に移植された体内装置と、耳の外部に装着する体外装置の組み合わせで成り立っています。着用者、特に子供は体外装置を紛失しやすいです。一般的に、体外装置を失っても、頭皮の下に埋め込まれた体内装置を取り出す必要はありません。同じ型番の体外装置を再配置し、データを設定すればすぐに使用できます。(藍、榊原)
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