最大伝導性難聴-再考の余地あり

最大伝導性難聴-再考の余地あり

純音聴性行動反応検査は、オーディオロジストのコアコンピテンシーの中で最も基本的なものです。

ダウン・テン、アップ・ファイブの閾値の探索はとてもシンプルで、私たちの検査結果に絶対的な信頼性があるという感覚に陥らせることがあります。

しかし、患者の難聴に導電性の要素がある場合、物事は非常に単純なものからかなり複雑なものになることがあります。

より複雑な患者の正確な閾値を得るには、最大伝導性難聴(mCHL)とその耳間減衰(IA)との関係をしっかり理解することが必要です。

mCHLが60dBに制限されるという考えは、聴力学者や耳鼻科医の間で純音聴力測定に関する最も難解な誤りであり、難聴の誤診につながり、純粋な伝音難聴を純粋な感音難聴と思わせることさえあります。

リンク先はAMERICAN ACADEMY OF AUDIOLOGYというサイトの記事になります。(英文)
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