要旨
目的
高齢者の難聴は、世界的に重要な健康問題である。
補聴器は難聴に対処し、生活の質を改善するための効果的な手段となり得る。
にもかかわらず、補聴器の装用率や継続装用率は低く、補聴器の非装用は効果的な聴覚リハビリテーションにとって重大な問題である。
本研究の目的は、補聴器を使用しない理由を調査することである。
デザインおよび調査サンプル
オーストラリア、イギリス、アメリカの難聴者(n=332)および難聴者の家族(n=313)を対象に、補聴器を使用しない理由を横断調査で調査した。
調査結果
調査の結果、補聴器非使用者は一般的に外的要因を非使用の理由として挙げたのに対し、家族は意識的な障壁による非使用を報告した。
過去に補聴器を使用したことのある人と、過去に補聴器を使用した人の家族の両方が、補聴器使用の障害として機器的要因を挙げていた。
結論
補聴器を使用しない理由の違いは、研究者や臨床医にさらなる洞察をもたらし、難聴者の補聴器装用率や装用率の低さ、および聴覚リハビリテーションにおける家族の役割に対処する上で、今後の臨床実践に役立つと思われる。
リンク先はTaylor&Francis Onlineというサイトの記事になります。(英文)
(中略)
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